「魚見桜」~店名誕生秘話~
大分県の日出町に「魚見桜」と呼ばれている桜の古木があります。おおいた遺産にも選ばれている桜です。
現地の案内板によると、山桜の一種だそうで、樹齢は約400年もあるそうです。別府湾で操業していた漁師さんが、一番に春の訪れを告げる桜として見ていたとか。冬と春では魚の獲れる場所が変わるので、それを境に漁場や操業方法を変えていたとの事です。それ故『魚見桜』と呼ばれるようになったそうです。
昨年4月に新店舗の店名を考えていた時に、魚見桜にたどり着きました。魚を見るということや、地域の方々に愛されていて、皆を和ましてくれる魚見桜にあやかりたいと思いました。
今年の3月になって、満開の魚見桜に会うことができました。去年から楽しみにしていたので感無量でした。私にとって特別な桜の木。
『大在魚見館』という店名の誕生秘話でした。