ベタ 【お魚紹介】
東南アジアにベタと呼ばれるグループの淡水魚がいます。多くの野生種が含まれるのですが、単に「ベタ」と言うと、スプレンデンス種の改良種を指していることが多いです(他の野生種の場合は、「ワイルドベタ」と言われたりします)。
スプレンデンス種の飼育の歴史は古く、見た目の美しさに改良を重ね、今日見られるような色鮮やかな観賞魚となりました。原産国のタイでは、雄同士が激しく闘争する習性に注目して改良し、ファイティングフィッシュ(闘魚)としても飼育しています。
ベタは鰓呼吸だけでなく、補助的に空気呼吸をすることが有名です。そのおかげで小さな可愛らしい容器で飼育できることが、人気の理由の一つです。夏の期間はお気に入りのガラス容器などを利用して好きな場所に置くことで、夏らしい涼しげなインテリアとして楽しめます。
大在魚見館にも色々なベタが泳いでいますよ。ぜひ遊びにいらしてくださいね。